実際に働くと感じる魅力

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介護職といえば仕事がハードで給料が低いというイメージを持つ人も少なくはないだろう。しかし、実際に介護職として働く中でやりがいを感じ充実した仕事をしている人も多いのが実情だ。

介護職は、高齢者の望みや夢を叶える仕事だともいわれている。たしかに食事や排泄、入浴の介助なども大切な仕事だ。だが高齢者の持つ夢を叶えることの補助もそれ以上に大切な仕事だろう。例えば、車椅子で生活をする高齢者が孫の結婚式で数歩だけでも一緒に歩きたいと望んでいたら、介護職は理学療法士などのリハビリ職と連携をとりながら歩行訓練の補助を行う。その訓練の成果が実り高齢者から感謝される、これが介護職の魅力ともいえる。

また、働き方にも魅力はある。職場によっては夜勤や当直がないデイサービスなどの施設を、または、高い水準の給料を求めるのであれば夜勤を、それぞれメインにするという自由な働き方が可能だ。勤務時間が選べる職場であれば、育児中の女性も働きやすい。女性中心の業種であるが、男性も重宝される。男性の方が体力など力があり、高齢者の性別によっては都合がよい場合もある。介護職の年齢も60代、70代が働く職場も少なくはない。

さらに今の日本は高齢化社会を迎えており、それに伴い要介護認定を受ける高齢者は増加している。そのため、急なリストラなどにより職を失うというリスクは少なく、引っ越しなどで住む環境が変わっても職探しが他の業種に比べても容易だ。